マルバイノコヅチ(丸葉猪小槌)

別名 
科属 ヒユ科イノコヅチ属
学名 Achyranthes fauriei f. rotundifolia

性状
多年草
葉の分類
対生、単葉、広葉、切れ込なし、鋸歯なし
類似
備考
参考:野に咲く花/山に咲く花/高山に咲く花(山と渓谷社)

草形

20.09.17薬用植物園

草花解説

草丈は0.5-1m。ヒナタイノコズチ とよく似ているが、葉先の丸い点などが異なる。葉は対生し、長楕円形で厚みがあって先が丸い。花期は8-9月、茎や枝の先に花穂を出し、緑色の尖った米粒のような蕾を密につける。 花は小さくて白く、ポツポツと横向きに咲いてすぐ閉じ、下向きになる。 果実は約2.5mmの長楕円形で、花被片に包まれた胞果であり、 ヘアピン状の苞があって、衣類や動物の足などにつく。

20.09.17東京都薬用植物園

20.09.17東京都薬用植物園

20.09.17東京都薬用植物園

20.09.17東京都薬用植物園

補足

  ヒカゲイノコヅチ ヒナタイノコヅチ マルバイノコヅチ
生息域 日陰 日向 日向
葉は薄い
葉先が徐々にとがる
毛が少ない
葉は厚い
葉先が急にとがる
毛が多い
葉は厚い
葉先は丸い
毛が多い
まばら