タンポポ(蒲公英)

別名 
科属 キク科タンポポ属
学名 Taraxacum platycarpum

性状
多年草
葉の分類
根生、単葉、広葉、切れ込みなし、鋸歯あり
類似
備考
タンポポ属の総称、通常よく見かけるのはセイヨウタンポポ(Taraxacum officinale)である。
参考:野に咲く花/山に咲く花/高山に咲く花(山と渓谷社)

草形

11.04.13上福岡

草花解説

舌状花と呼ばれる小さな花が円盤状に集まり、頭花を形成しているので、頭花が一つの花であるかのように見える。舌状花1つに計5つの花びらをつけるが、1つに合着した合弁花冠であるため1つの花びらをつけているように見える。舌状花の中央部は雌蕊が伸び、雄蕊が計5本合着している。舌状花の下端には子房があり、その上部から白い冠毛が生えている。この冠毛は後に発達し、風によって種子を飛散させる。

11.04.13上福岡

17.04.06小石川植物園

17.04.06小石川植物園

11.04.13上福岡

補足

一見してガクに見えるところ(実際は総苞片)がしぼんでいるのが日本タンポポで、外側に不揃いに反っているのが西洋タンポポ。