キジムシロ(雉莚、雉蓆

別名 
科属 バラ科キジムシロ属
学名 Potentilla fragarioides var. major

性状
多年草
葉の分類
根生、複葉、奇数羽状複葉、切れ込みなし、鋸歯あり
類似
備考
参考:野に咲く花/山に咲く花/高山に咲く花(山と渓谷社)

草形

22.04.07小石川植物園

草花解説

草丈は5-30cmになる。葉は奇数羽状複葉で5-7枚、まれに3-9枚の小葉からなり、先端の小葉3枚が大きい。小葉の形は楕円形で縁には鋸歯がある。托葉があり、形は披針形で帯褐色となる。花期は4-5月で、花茎に黄色で径15-20mmの花を多数つける。萼片は5枚で卵状披針形、花弁も5枚で長さは6-12mmになる。果実は卵形で痩果。

17.03.25神代植物公園

17.03.25神代植物公園

22.04.07小石川植物園

17.03.25神代植物公園

補足

  キジムシロ ツルキンバイ ミツバツチグリ
花期 4-5月 3-6月 4-6月
5枚以上の羽状複葉 三出複葉、希に羽状複葉 三出複葉
5弁、黄色、径15-20mm 5弁、黄色、径15-20mm 5弁、黄色、径10-15mm
小葉 楕円形、鋸歯あり 菱状卵形、鋸歯あり

楕円形-卵形、鋸歯あり 

特徴

先端の3小葉が大きい

葉の質が薄く,小葉の鋸歯が粗い 小葉は楕円形で葉の鋸歯が丸い