キランソウ(金瘡小草

別名 
科属 シソ科キランソウ属
学名 Ajuga decumbens 

性状
多年草
葉の分類
根生、単葉、広葉、切れ込みなし、鋸歯あり
類似
備考
参考:野に咲く花/山に咲く花/高山に咲く花(山と渓谷社)

草形

19.04.17小石川植物園

草花解説

茎は四方に出て地表をはい、長さ5-15cmになる。ロゼット葉は広倒披針形またはへら形で鈍頭、長さ4-9cm、幅0.7-2.5cm、鈍頭、基部は細まって、縁に波状の鈍鋸歯があり、上面は濃緑色でやや光沢があり、まばらに毛がある。茎葉は長楕円状倒披針形、長さは柄も含め2-6cm、幅0.5-2cm。花期は3-5月、葉腋に濃紫色の花を2-3個ずつつける。萼は長さ3-4mm、全体に多細胞の縮れた毛がある。花冠は背面で長さ8-10mm、上唇は短くて2裂、下唇は3裂して開出、中央裂片はは大きく、さらに2浅裂する。分果は卵球形で長さ1.5-1.8mm。

19.04.17小石川植物園

19.04.17小石川植物園

19.04.17小石川植物園

2022.03.30東京都薬用植物園

補足