草花解説
高さ5-25cm。葉は根ぎわのものは大きくて対生し、上部では小さくなって互生する。葉身は倒卵形で先は鈍く浅い鋸歯があり、長さ1-3cm、幅0.5-1.5cm。花期は4-10月、茎の先に総状花序をつくり、まばらに花をつける。萼は鐘形、半ばまで5裂し、裂片は長楕円状披針形。花冠は淡紅紫色で長さ約1cm、上唇は下唇の約半分で卵形、先はわずかに2裂。下唇は3裂、中央部は黄色で隆起し赤褐色の斑紋がある。さく果は扁球形で萼に包まれる。
20.04.25上福岡 |
20.04.25上福岡 |
20.04.08上福岡 |
20.04.25上福岡 |
補足
トキワハゼ | ムラサキサギゴケ | |
花期 | 4-11月(花期が長い) | 4-5月 |
葉 | 葉は根もとのものは長さ2.5cm、茎の上部では小さい | 葉は根もとに集まり、長さ4-7cm、 幅1-1.5cmの倒卵形または楕円形で、 匐枝の葉は小さく対生 |
花 | 長さ約1㎝、上唇は紫色、下唇はわずかに紫色を帯びた白色で、黄色と赤褐色の斑紋がある | 高さ10-15cmの花茎をのばし淡紫色~紅紫色 の花をまばらにつける。花冠は唇形で長さ1.5-2cm、上唇は2裂、下唇は3列 |
特徴 | 上唇は鈍頭で浅く2裂し、反り返らない |
上唇は尖って先が2裂し、反り返るのが 多い、匐枝を出して増える |