草花解説
草丈は1-1.5mに達する。根出葉は卵心形の葉身に長い葉柄がある。茎の下部から出る葉は葉身の形は卵心形で長さ9-24cm、幅6-18cm位で先端は短く突き出して尖る。また葉の縁は歯牙縁。葉の裏表両面には短い毛がやや密生していてざらつき、葉質は洋紙質。花期は8-10月、茎の先端にゆるい散房状に白い花を着ける。頭花は径18-24mmで、花柄は長さ1-3cm。舌状花は6枚前後。痩果は倒披針状長楕円形でやや丸くて長さ3-3.5mm、幅1mmで無毛。秋に白い花を着ける野菊に類する植物は数多いが、茎の下部の葉が卵心形になる点が特徴。
19.07.24小石川植物園 |
19.07.24小石川植物園 |
19.07.24小石川植物園 |
19.09.07東京都薬用植物園 |