オタカラコウ(雄宝香)

別名 
科属 キク科メタカラコウ属
学名 Ligularia fischeri

性状
多年草
葉の分類
根生、単葉、広葉、切れ込みなし、鋸歯あり
類似
備考
参考:野に咲く花/山に咲く花/高山に咲く花(山と渓谷社)

草形

20.08.26小石川植物園

草花解説

草丈は1-2 m程度になる。根出葉はフキに似て長い葉柄があり、心円形で径40-60 cmになり、葉の縁は鋸歯状になる。茎につく葉の葉柄は茎を抱く。花期は7-10月、茎の上部に黄色い頭花を総状につける。総状花序の下から上へ開花していく。全体がメタカラコウに似るが、メタカラコウの頭花の舌状花が3個程度であるのに対し、オタカラコウは8個程度で、また全体的に大ぶり。メタカラコウの根出葉の基部はほこ形になるが、オタカラコウは尖らない。

20.08.26小石川植物園

20.08.26小石川植物園

20.08.26小石川植物園

20.08.26小石川植物園

補足

  メタカラコウ オタカラコウ 備考
科属 キク科メタカラコウ属 キク科メタカラコウ属
花期 6-9月 7-9月  
草丈 0.6-1m 1-2m

 

根生葉は良く発達し、ロゼット状で
花時にも残る。葉は三角状心形で長さ
約24cm、長い柄がある。

葉は腎心形で長さ約35cm。
茎葉は3個ほどつく。
 
 

頭花はオタカラコウより小さく
黄色の舌状花は1-4個。

頭花は黄色で、直径4cmほど。
舌状花は5-9個。
筒状花の花冠は5裂する。