キセワタ(着せ綿

別名
科属 シソ科メハジキ
学名 Leonurus macranthus

性状
多年草
葉の分類
対生、単葉、広葉、切れ込みなし、鋸歯あり
類似
備考
参考:野に咲く花/山に咲く花/高山に咲く花(山と渓谷社)

草形

22.07.23東京都薬用植物園

草花解説

茎は直立し、四角形で毛が多く生え、高さは50-100cmになる。葉は対生し、洋紙質、葉柄は長さ0.5-3cmなる。葉身は卵形または狭卵形で、長さ4-11cm、幅2.5-7cmになり、先は鋭頭または鋭突頭になり、縁には大型の欠刻状の鋸歯がある。花期は8-10月、花は茎の先端の葉腋に段上に多数集まって、輪散花序になってつく。萼は筒状の鐘形で長さ15-18mmになり、粗い毛が生え、5裂して裂片の先は刺状に鋭くとがり、斜めに開く。下側の2裂片は長さ約8mm、上側の3裂片は長さ約5mmになり、下側の方が長い。花冠は長さ2.5-3cmの2唇形で、紅紫色をし、筒部は萼筒より長く直立し、上唇はフード状になり全縁で外面に白い毛が密生して白く見え、下唇は3裂し中央裂片は下方に曲がる。

21.07.23東京都薬用植物園

21.07.23東京都薬用植物園

21.07.23東京都薬用植物園

22.07.23東京都薬用植物園

補足