ハマナタマメ(浜鉈豆)

別名
科属 マメ科ナタマメ
学名 Canavalia lineata

性状
つる性多年草
葉の分類
互生、複葉、三出複葉、切れ込みなし、鋸歯なし
類似
備考
参考:野に咲く花/山に咲く花/高山に咲く花(山と渓谷社)

草形

22.08.06愛知県伊良湖岬

草花解説

蔓性の多年生草本で、基部は木質化する。蔓は長さ5m以上に達する。葉は三出複葉で、小葉はやや黄緑色を帯び、円形から広倒卵形で、長さ5-12cm、幅4-10cm、やや革質、先端は尖るか丸まる。花期は6-8月、葉腋から総状花序を出す。一つの花序に十数個の花をつける。花は淡桃色で長さ2.5-3cm、翼弁と竜骨弁はほぼ同長。萼は長さ1cm程度、上萼片の先が少し突き出す。なお、この花は普通の豆果の花とは上下逆向き、つまり竜骨弁は上にあって先端は下を向き、旗弁は下側にある。豆果は長さ5-10cm、幅3-3.5cmで、2-5個の種子を含む。種子は褐色、楕円体で長さ1.5cm、へそがある。

22.08.06愛知県伊良湖岬

22.08.06愛知県伊良湖岬

22.08.06愛知県伊良湖岬

22.08.06愛知県伊良湖岬

補足