オオバナノミミナグサ(大花耳菜草

別名 リシリミミナグサ、タカネミミナグサ
科属 ナデシコ科ミミナグサ
学名 Cerastium fischerianum

性状
多年草
葉の分類
対生、単葉、広葉、切れ込みなし、鋸歯なし
類似
備考
参考:野に咲く花/山に咲く花/高山に咲く花(山と渓谷社)

草形

23.07.01北海道襟裳岬

草花解説

草丈は15-60cmになる。葉は対生し、葉身は円形から長楕円状披針形で、長さ1-5cm、幅3-10mmになり、先端は鈍形で、基部は互いに合生して葉柄がない。花期は6-8月、花は径約15mmとやや大型で、集散花序となり、花柄は長さ1-3cmになる。萼片は5個で、長楕円形になり、長さは6-8mm。花弁は白色で5個あり、倒卵形になり、長さは萼片の2倍の約12mmで、先端は浅く2裂する。雄蕊は10個、花柱は5個。果実は円柱形の蒴果。

23.07.01北海道襟裳岬

23.07.01北海道襟裳岬

23.07.01北海道襟裳岬

23.07.01北海道襟裳岬

補足

  ミミナグサ オオミミナグサ オランダミミナグサ
学名 Cerastium holosteoides Cerastium fontanum ssp. vulgare var. vulgare Cerastium glomeratum
分布地域 日本全土 東北北部~北海道 本州・四国・九州・沖縄
草丈

15-30cm

15-30cm 10-30mm

5弁白色

5弁白色、径7-10mm 5弁白色、長さは約6-7mmほど、細長い楕円形
花期

4-6月

5-7月 3-5月

対生し、長さ2-4cm程で卵形~長楕円状

先端がやや丸みを帯びた三角状 愕片の長さは約5mmほどです。愕片にはたくさんの毛がつき、先端は濃い紫色
特徴

萼片と花弁はほぼ同長、茎や咢の部分が暗紫色、花柄がオランダミミナグサよりずっと長い

花弁は萼片よりはるかに長い、茎に緑色で全体に腺毛が生え触るとべたつく 萼片と花弁はほぼ同長。ほとんど茎に接して咲く、茎や萼片の色は紫褐色