ジャカランダ(Jacaranda)

別名 キリモドキ(桐擬き)
科属 ノウゼンカズラ科ジャカランダ
学名 Jacaranda mimosifolia

性状
落葉高木
葉の分類
互生、複葉、2回羽状複葉、切れ込みなし 、鋸歯なし
類似
備考

参考: 葉っぱでおぼえる樹木(柏書房)/日本の樹木(山と渓谷社)/樹に咲く花(山と渓谷社)

樹形


14.06.17静岡県熱海市

樹木解説

高さは2-30mくらい。葉は多くが2回羽状複葉で、見かけはアカシアやネムノキに似る。ただし1回羽状複葉または単葉の種もある。花は円錐花序につき、花冠は5裂し色は青または青紫色、一部に白い種類もある。雄しべのほかに長い仮雄しべを持つ。果実は偏平で卵形または長円形のさく果で、多数の種子を含む。

11.08.28静岡県熱海市

11.08.28静岡県熱海市

11.08.28静岡県熱海市

11.08.28静岡県熱海市

14.06.17静岡県熱海市

14.06.17静岡県熱海市

14.06.17静岡県熱海市

14.06.17静岡県熱海市

小説の木々

ブリスベーンの十二月初旬は、初夏の季節で、日中は三十度以上に気温が上り、満開のジャカランダが紫色の花をつけて、風が吹くと花吹雪のように散り、ここが激甚を極めている南西太平洋戦線統轄の司令部所在地とは思えなかったが、在来には軍人の姿が目だち、健治自身も少尉の軍服姿であった。(「二つの祖国(二)」山崎豊子)