エンシュウハグマ(遠州白熊)

別名 ランコウハグマ
科属 キク科モミジハグマ属
学名 Ainsliaea dissecta

性状
多年草
葉の分類
輪生、単葉、広葉、切れ込あり、鋸歯あり
類似
備考
参考:野に咲く花/山に咲く花/高山に咲く花(山と渓谷社)

草形

22.09.21小石川植物園

草花解説

草丈は10-30cm。茎は紫褐色で、直立して分枝しない。葉は茎の下部にやや輪生状になって多数つき、葉身の外回りは円形で、長さ2.3-6.5cmになり、掌状に3-5深裂し、各裂片はさらに2-3中裂するか鋸歯になり、基部は心形になる。葉柄は長さ2.5-8.5cmになる。花期は9-10月、頭状花序は花茎に総状または複総状につき、頭花の径は8mm。花柄は長さ3-4mmになり、微細な苞を多数つける。1頭花あたりの小花は3個あり、花冠は5深裂し、花冠裂片は白色または淡いピンク色で長さ14mm、筒部の長さは6.5mmになる。果実は痩果。

22.09.21小石川植物園

22.09.21小石川植物園

22.09.21小石川植物園

22.09.21小石川植物園

補足