キイジョウロウホトトギス

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キイジョウロウホトトギス（紀伊上臈杜鵑）

別名　
科属　ユリ科ホトトギス属
学名　Tricyrtis macranthopsis

性状	多年草
葉の分類	互生、単葉、広葉、切れ込みなし、鋸歯なし
類似	ホトトギス、タイワンホトトギス
備考

参考：野に咲く花／山に咲く花／高山に咲く花（山と渓谷社）

草形

21.10.20小石川植物園

草花解説

茎は垂れて伸びて長さ40-80cmに達する。葉は茎の左右交互に2列に並び、披針形で先端は伸びてとがり、長さ12-18cm、葉の下面では脈上に粗い毛がある。葉の基部は両側とも耳状で、茎を深く抱く。これが本種の特徴でジョウロウホトトギスとの区別点。花期は8-10月、花は葉脇から出て1個ずつ咲く。花は重みで斜め下向きに咲き、釣り鐘型で半ばまで開く。花被片は長さ40mm程度、黄色で内側に紫褐色の斑点がある。雄しべは6本、花糸は長さ2cm、扁平で下部には小さい突起がある。雌しべの花柱は長さ14mm、先端が3つに裂け、その先端がそれぞれ2裂する。果実は蒴果。

21.10.20小石川植物園

キイジョウロウホトトギス（紀伊上臈杜鵑）

草形

草花解説

補足