ミドリハコベ(緑繁縷)

別名 
科属 ナデシコ科ハコベ属
学名 Stellaria neglecta

性状
越年草
葉の分類
対生、単葉、広葉、切れ込みなし、鋸歯なし
類似
備考
参考:野に咲く花/山に咲く花/高山に咲く花(山と渓谷社)

草形

19.03.28小石川植物園

草花解説

高さ 15-50 cm 。茎は緑色、片側に1列に並んだ毛がある。葉は対生し、長さ 1.5-2.5 cmの卵形。花期は3-5月、直径 6-7 mm の花をつける。萼片は5枚。花弁は白色で5枚だが、基部まで深く裂けるため10枚に見える。花弁は萼片より短い。雄しべの数は8-10個。雌しべは1個で花柱は3本。果実は蒴果で6裂、種子は直径 1.5 mmほどで、円錐状の突起がある。

19.03.28小石川植物園

19.03.28小石川植物園

19.03.28小石川植物園

19.03.28小石川植物園

補足

項目 ミドリハコベ コハコベ
緑色、立ち上がり気味 赤紫色、横ばい傾向
明るい黄緑色、やや大きい 濃緑色、やや小さい
雄しべ 8-10個で多い 1-7個で少ない