ヤマノイモ(山の芋)

別名 ジネンジョウ(自然生)、ジネンジョ(自然薯)、ヤマイモ(山芋)
科属 ヤマノイモ科ヤマノイモ属
学名 Dioscorea japonica

性状
つる性多年草
葉の分類
対生、単葉、広葉、切れ込みなし、鋸歯なし
類似
備考
参考:野に咲く花/山に咲く花/高山に咲く花(山と渓谷社)

草形

20.07.02東京都薬用植物園

草花解説

雌雄異株の多年生つる植物。茎は淡緑色で他物に絡みつき、地上部は1年で枯れる。葉はふつう対生するが、まれに互生し、葉身は長卵形から三角状披針形で、基部が凹んだ細長いハート形をしており、長い葉柄で茎につく。花期は夏で、葉腋から3 - 5本の細長い穂状の花序を出して、白い花を付ける。雄株と雌株があり、雄花の花序は直立し、雌花の花序は垂れ下がる。果実は蒴果で平たく、円形の大きな3枚の陵(翼)があり、縦の長さより横幅が広い。

20.07.02東京都薬用植物園

20.07.02東京都薬用植物園

20.07.02東京都薬用植物園

20.07.02東京都薬用植物園

補足

  ヤマノイモ オニドコロ ナガイモ
花期 7-8月 7-8月 7-8月 
葉形 縦長ハート形 横長ハート形
対生 互生 互生/対生 
葉脈 透かすと横に走る細かい
葉脈がはっきり見える
透かしても葉脈は見えない ー 
珠芽 あり(9-10月) なし

あり 

蔓の巻き方

左巻き(反時計回り)

右巻き(時計回り) ー 
食用


粘着性がある

可だが苦い
延着性はない