シコタンキンポウゲ(色丹金鳳花)

別名 
科属 キンポウゲ科キンポウゲ
学名 Ranunculus grandis var. austrokurilensis

性状
多年草
葉の分類
根生/互生、単葉、広葉、切れ込みあり、鋸歯あり
類似
備考
参考:野に咲く花/山に咲く花/高山に咲く花(山と渓谷社)

草形

23.07.01北海道襟裳岬

草花解説 

草丈は10-50cm。茎の基部は前年の葉柄が枯れて残った繊維状のものに覆われる。葉には根出葉と茎につく葉があり、根出葉は長さ2-6cm、幅2.5-7.5cmで掌状に3中~深裂ときに3全裂し、裂片には先がとがる欠刻があり、基部は浅い心形から切形になる。葉の両面には毛がはえる。根出葉の葉柄は長さ3-12cm。茎につく葉は互生。花期は5-8月、花は茎先に数個が集散状につくか単生し、径2cmで黄色い5弁花。花弁には金属質の光沢がある。果実は痩果で、球状に集まる。主に日本海側の多雪地域に分布する エゾキンポウゲ R. franchetii は全体的に毛が少なめで茎中部から分岐することが多く、3深裂する茎葉の裂片は先がとがらない。

23.07.01北海道襟裳岬

23.07.01北海道襟裳岬

23.07.01北海道襟裳岬

23.07.01北海道襟裳岬

補足