ダイモンジソウ(大文字草)

別名 
科属 ユキノシタ科ユキノシタ属
学名 Saxifraga fortunei var. alpina

性状
多年草
葉の分類
根生、単葉、広葉、切れ込あり、鋸歯あり
類似
備考
参考:野に咲く花/山に咲く花/高山に咲く花(山と渓谷社)

草形

20.10.07神代植物公園

草花解説

草丈は5-40cm。根出葉に長さ5-20cmの葉柄があり、葉身は長さ3-15cm、幅4-20cmになる腎円形で、基部はくさび形または心形で、縁は5-17浅裂する。花期は7-10月、高さ5-40cmの花茎を出し、集散花序に白色まれに淡紅色の花をつけ、ときに円錐状になる。萼裂片は長さ2-3mmの卵形から卵状楕円形で、斜開する。花弁は上側の3弁が長さ3-4mmの楕円形で、下側の2弁が長さ4-15mmの線状楕円形になり、「大」の字になるが、上向きに咲く花の花弁はほぼ同じ長さになる。雄蕊は長さ3-4mmで10個あり、葯は橙赤色または暗紅色になる。雌蕊は2個の心皮からなり、花柱2本を残し上部までほぼ合着する。果実は卵形の蒴果で長さ4-6mm。種子は楕円形で長さ0.8mm。

20.10.07神代植物公園

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補足