樹木解説
高さ10-15mになる。葉は互生し、長さ8-15cm、幅2.5-5cm。3脈が目立つ。革質で光沢があり,全縁。2本の支脈は、葉の先端付近まで達する。5月、新葉の展開とともに咲く。葉腋から花序がのび、枝分かれして総状の花序を形成する。花弁は6枚、雄しべも6本であるが、萼が同じような形であるので、8-9枚のように見える。果実は秋に黒く熟す。
ヤブニッケイは、葉の先まで達せず、肩のあたりで消失する。裏面は伏毛があり灰白色。ヤブニッケイは無毛で淡い緑色。液果は長さ約1.2cm。ヤブニッケイに比べると、杯状の果床の部分が深いのが特徴。大きさはひとまわり小さい。
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補足
ニッケイ |
ヤブニッケイ | シロダモ | |
葉形 | 葉身8-15cm、幅2.5-5cmの卵状長楕円形~長楕円 |
葉身6-12cm、幅2-5cmの長楕円 |
葉身6-18cm、幅3-9cmの卵状長楕円または長楕円形 |
葉脈 | 三脈が目立ち2本の側脈は主脈と並行し先端近くに達する | 三脈が目立ち2本の側脈は主脈と並行せず肩の辺りで消失 | 三脈が目立ち側脈は葉縁の中央辺りまで伸びる |
葉柄 | 1.3-2cm | 0.8-1.8cm | 2-3cm |
葉 | 表面は濃緑色で光沢があり無毛、裏面は灰緑色で微毛 互生しときに対生 |
表面は濃緑色で光沢があり無毛、裏面は灰青緑色で無毛 互生しときに対生、ほぼ等間隔 |
表面は濃緑色、裏面は灰白色で黄褐色の絹毛、互生し枝先に集まってつく |
葉縁 | 全縁 | 全縁で少し波打つ | 全縁で波打つ |
花 | 5-6月 | 6月 | 10-11月、果実と同時期 |
果実 | 液果、10-11月、黒紫色 | 液果、10-11月、黒紫色 | 液果、10-11月、赤色 |