グリーンアドベンチャー3(この木何の木?)

 ご近所でもよく見る樹の続きです。「写真をクリックすると拡大します。」

樹皮は黒っぽい、ひこばえが多い

波状の鋸歯、側脈は10-14対

裏面の葉脈に沿って毛が残る

<問題1>材は割れやすく劣る。葉身は洋紙質で長さ5-10cm、幅3-6cmの長楕円か卵状楕円。葉表は鮮やかな緑色、裏は淡白緑色。若葉にある長い白毛は裏面葉脈に残る。数本の幹が立ち主幹が枯れると別の幹が成長し主幹となる。
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樹皮は灰白色で滑らか

3中裂した葉が多い

多数の緑白色の花を散形につける

<問題2>耐陰性の庭木としてアオキやヤツデと同様に利用する。葉は互生、葉表は濃緑色で光沢があり、葉縁は全縁、葉身は楕円形で3-5裂するが、3中裂した葉がもっとも多くそこから名前となっている。
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樹皮は暗灰白色、老木では縦に細かい割れ目

半纏のような葉

チューリップのような花

<問題3>幹がまっすぐ伸びて高木となる。街路樹などに利用される。独特な葉の形を半纏に見立ててハンテンボクという別名を持つ。花の形からチューリップツリーとも呼ばれる。葉表は光沢があり緑色、無毛。
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葉表に光沢、葉脈が凹入

葉の下に実が付く

花期は10-11月、白色の花が下向きにつく

<問題4>日本へは遣隋使、遣唐使が伝えたとされる。葉は互生し、葉身は薄い革質で、葉表は濃緑色で光沢があり、葉縁には細鋸歯があり波状になる。側脈は6-8対で葉表は葉脈が凹入する。
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樹皮はまだら

葉脈は先頭へ向かう

白いのは総苞片

<問題5>普通枝先に一対の葉を対生する。葉身は楕円形ないしは卵形、葉先は鋭先頭。葉縁は全縁あるいは低い鋸歯があり、波状。花期は6月ごろ、短枝端に必ず一対の側枝をともなった柄の長い頭状花序を頂生する。花弁のような4枚の総苞片がある。果実は集合果で甘く美味しい。
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落葉高木

葉は互生、濃緑色で全縁

秋に黒褐色に熟しイチジクのように甘い

<問題6>葉は互生し葉身は卵状楕円形。葉表は濃緑色で光沢があり無毛。葉裏は灰白色で無毛、葉縁は全縁。果実は秋に黒褐色に熟し、いちじくのように甘く、食用となる。鳥なども好んで食べる。
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樹皮は黒褐色、大きく割れて剥がれ波状の模様

葉は掌状複葉5-9枚

円錐花序はまっすぐ出て白色の花をつける

<問題7>葉は5-9枚の掌状複葉で、葉柄は長さ5-25cm。花期は5-6月で、花弁の基部に淡紅色の大きな斑紋がある白色の花を円錐花序につける。種子は渋み、苦味が多いが多くのでんぷんを含み、餅などに利用される。
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樹皮は茶褐色、滑らかで薄く剥がれる

葉身は卵形、楕円形、倒卵形

花期は7-10月、円錐花序を作る

<問題8>樹皮は茶褐色で薄く剥がれ落ち白い雲母状に残り、表面は平滑。葉身は4-10mm、卵形、楕円形でほぼ葉柄なく対生する。葉先は鈍頭、葉縁は全縁。花期は7月から10月と長い。
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樹皮は割れ目がなく灰黒色

枝はよく広がり互生する

普通基部を除き葉の上部に波状の

<問題9>古くは一里塚として植えられて道標にされた。樹皮は粒紋状で灰黒色。葉身は広楕円形、広卵状楕円形。葉縁は基部を除き低い鋸歯があるが、ときには先端だけに細かい鋸歯がある場合や全縁になることがある。
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浅い鱗片状となり剥がれる

十字対生する

光沢があり深緑色、平行脈がある

<問題10>常緑高木。樹皮は平滑で浅い鱗片状となりはがれ、色は黒褐色、灰黒色。葉は卵形、長楕円状披針形。全縁、革質で表は深緑色で光沢があり、裏はやや白色をおび細い平行脈がある。
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