グリーンアドベンチャー9(この木何の木?)



再びご近所で見かける木で、樹に咲く花が中心です。「写真をクリックすると拡大します。」

灰褐色で平滑

葉縁は欠刻状で不揃いの粗い鋸歯

花は紅紫、桃色、白色とさまざま

<問題1>韓国の国花。花は1日でしぼんでしまうが次々と咲き花期は長い。葉は互生し、葉身は4-10cmほど、卵形または広卵形で、浅く3裂する。基部から3本の主脈がでる。花は紅紫、桃色、白色などで、多くは中心部が濃い紅色となる。
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つる性の常緑樹

葉は全縁で波打つ

赤紫の苞葉がある

<問題2>ブラジル産の常緑つる性木本。葉は互生し有柄で葉身は5-10cmほど。葉縁は全縁でやや波打つ。枝先に黄白色の筒状花を2,3個咲かせる。花の周りには三角形の3片の大きな苞葉があり、色は通常赤紫で、これが花のように見える。
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樹皮は暗褐色で平滑

葉は濃緑色で光沢、無毛

5片に裂けて平開

<問題3>有毒植物で古くから中毒例の記録がるが、葉は強心、利尿などの薬効がある。樹皮は暗褐色で平滑。葉は普通3枚が輪生する。葉身は6-20cmの狭披針形で先が鋭く尖る。7-9月枝先に集散花序を出して多数の花をつける。花冠は直径3-5cmの筒状鐘形で5片に裂けて平開する。
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葉には強い臭気がある

青緑色の実は染料にされる

花期は8-9月、淡桃白色の花をつける

<問題4>樹皮は皮目が目立ち灰色ないしは暗灰色。葉には5-12cmの葉柄があり、葉身は8-15cmの三角状心形あるいは広卵形。葉に独特の臭気があり、触るとくさい。花期は8-9月で枝先に集散花序を頂生し淡桃白色の花をつける。
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葉身は倒卵形

枝先に丸い実をつける

白色の花を多数つける

<問題5>樹皮は灰黒色、葉は互生。葉身は10-20cmで倒卵形または広倒卵形。花期は5-6月。枝先に総状花序をつけ、たくさんの白い花が群がるように咲く。和名は花の時期に白い花が群がるように咲く様を白い雲に見立ててつけられた。
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枝は三つに分かれて出る

葉は互生、長楕円形

蜂の巣のような形の花

<問題6>樹皮の繊維が丈夫で和紙の原料とされ、明治以降は紙片として使われた。枝は三つに分かれる。葉は互生で、葉身は9-25cmの長楕円形または披針形、葉縁は全縁。花期は3-4月で葉の展開に先立って黄金色の花を筒状花序に多数つける。
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葉は三出複葉

大きな旗弁が下側になって咲く

暗紅色の大型の蝶形花をつける

<問題7>学名のcrist-galliは「ニワトリのとさか」の意味。ブラジル原産の落葉低木。枝と枝葉には棘がある。葉は三出複葉で、小葉は8-10cmの卵状楕円形。花期は6-9月、葉腋に総状花序を出し、朱紅色から暗紅色の大型の蝶形花をつける。
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丸い樹形になる

マメ科にはめずらしく単葉

紅紫色の花が枝にビッシリ付く

<問題8>中国原産の落葉小高木で広く観賞用として庭園に植栽される。樹皮は灰色、葉は互生し3,4cmの葉柄がある。葉身は広楕円形またはほぼ円形、葉縁は全縁。花期は4-5月で葉に先立ち紅紫色(白花もある)の花が枝に4-10個束になってつく。
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樹皮は黒褐色

葉は互生し車輪状に広がる

白色の5弁花をつける

<問題9>常緑低木。葉は互生し、葉身は革質で4-10cm、楕円形。葉の表は濃緑色でやや光沢がある。葉縁は全縁あるいは鈍鋸歯があり、やや外側に反る。花期は4-6月で直径1-1.5cmの白色の5弁花をつける。
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樹皮は灰褐色

葉は対生、広卵形

花期は4-5月、円錐花序をつける

<問題10>日本には明治中期に持ち込まれた。寒さに強いので関東以北、特に北海道に多く植えられる。葉は対生で全縁、葉表は光沢があり、広卵形あるいは卵形。4-5月に10-20cmの円錐花序をつけ、1cmほどの花筒部の先が4裂した花冠を開く。園芸品種により白、青、濃紫、紅色など変化が多い。
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