四国札所巡り第二回(3日目)

1日目2日目4日目5日目6日目7日目8日目

第一回に続いて、歩き止めの第二十三番薬王寺から、高知入り。第三十三番雪渓寺まで

第二十四番室戸山最御崎寺(むろとさんほつみさきじ)

11.09.17 16:46第二十四番最御崎寺平成23年9月17日(土曜日) 天候 曇り時折強雨、午後晴れ
薬王寺より75.4km
3日目総歩数:60,589歩
 何とか今日中に最御崎寺に着きたいと、朝6時に民宿を出て、かなりの距離をひたすら国道55号線を進む。途中車が止まり「乗っていくか?」と声を掛けられたが歩き遍路なので丁重に辞退、また、しばらくいくと反対車線を走っていた車が止まり、「一寸待って下さい」とお坊さんが降りてきて、リュックに下げる遍路を模した蛍光人型を頂いた。佐喜浜港にあるこのルート最後のスーパの軒先で昼食。買い物帰りのおばさんからカツオのタタキをご接待。スーパでペットに水を補給させてもらい、また雨が降り始めた国道へ。ただモクモクと歩き続ける。青年大師像が見え、空海が修行したという御蔵洞(みくろど)を横目に見て、登口に着く。車道はあるが遍路道はここから高さ165mの山道を登るが40km弱歩いたあとの山道はこたえる。参拝を終え近くの室戸灯台へ行ってみた。見渡す限りの海、すばらしい眺めで日没も近い。先ほど通り過ぎた御蔵洞に戻り、その後今夜の宿である民宿室戸荘へ入る。すぐに風呂の入りたいほど疲れた。土曜のせいもあって家族連れや若者達の客もいた。
【宿泊費(二食付き)6,500円、トイレ洋和式、洗濯機(100円)・乾燥機(100円)あり】

本堂

大師堂

鐘楼

観音像と仁王門

3日目35.6km、室戸岬は遠かった・・・室戸岬灯台からみた太平洋はすばらしい眺めでした。

6:10 早朝立ち天気は何とか持ちそうだ

7:09 室戸の海岸線海は荒れ模様、相変わらず波は高い

7:34 遍路小屋所々にある遍路小屋で暫し休憩

8:01室戸の海岸線を室戸の海を左に見ながらひたすら

9:10 ハイビスカス海岸線に真っ赤なハイビスカスが咲く

10:59 スーパーフェニックスこのルートで最後のお店、あとは岬までない

11:10 お接待のカツオ早い昼食にカツオのお接待

15:13 国道の道路標識室戸岬まであと6km

12:44 夫婦岩民宿徳増も過ぎ閉まったドライブインの夫婦岩へ

16:11 青年大師像いよいよ近づいた、聳える青年大師像

16:16 御蔵洞空海が修行した洞窟

16:23 最御崎寺登口やっと登口へ、ここから山道へ

17:07 鐘石境内にある鐘石

17:08 大師像最御崎寺の仁王門と大師像

17:11 室戸灯台「恋人の聖地」室戸灯台

17:12 室戸灯台の夕陽天気が良ければ海に沈む夕日が見られる

民宿室戸荘<後記>遍路3日目は35.6km、納経時間17:00に間に合いやっと室戸岬まで辿りついた。明日早朝室戸岬の世界ジオパーク認定があり花火が上がるとのこと。たまたまジオパーク認定日に立ち会った。それにしても今日はよく歩いた。遍路ではないがドイツ人の歯科技師に出会う。女将さんのブロークンでも何とか意志疎通するところが逞しい。マメをつぶし明日に備え早々に就寝。ただし、女房は自分の足のケアとともに、洗濯、乾燥、部屋での洗濯物の吊るしと毎晩遅くまで起きていて感謝です。
LinkIcon四国遍路第二回(4日目)に続く