四国札所巡り第四回(7日目)

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第三回に続いて、歩き止めの第三十九番延光寺(宿毛)の続きから、いよいよ菩提の道場愛媛県へ。四国遍路後半に突入である。

第四十四番菅生山大寶寺(すごうざんだいほうじ)

12.11.21 第四十四番大寶寺平成24年11月21日(水曜日) 天候 晴れ 
明石寺より徒歩67.2km
 朝霧の中を進む。ウォーキングをしているおじさんが「霧が深い日はいい天気になる」という。今日は久万高原から44,45番を打って三坂峠まで行く、計算では23.4kmの楽な行程。7時半ごろ、鬱蒼とした杉の大木に囲まれた大寶寺に到着。2,3人の参拝者を見る程度でまだ静かな境内である。納経所脇に種田山頭火の句碑がある。「朝まいりはわたくし一人の銀杏ちりしく」。参拝を終え山道を越えると峠御堂トンネルの出口に下りてくる。しばらく車道を行くと、45番を打った遍路夫婦が「すばらしいですよ」という。一人の遍路が「高野へ行く道がありましたか」と聞く。確か途中に高野への道標があった。これは遍路協会に地図には載っていない。

12.11.21 杉の大木

12.11.21 本堂

12.11.21 大師堂と鐘楼

12.11.21 峠御堂トンネル

第四十五番海岸山岩屋寺(かいがんざんいわやじ)

12.11.21 第四十五番岩屋寺平成24年11月21日(水曜日) 天候 晴れ 
大寶寺より徒歩8.4km
 車道から遍路道に入り山道を行く。途中きつい八丁坂を登ると下りてきた遍路(安さん)に出会い、あとどれくらいかと聞くがまだ2/3くらいだという。どうも地図上の距離と実際の距離が随分違うようだ。八丁坂の道を進むと逼割(せりわり)禅定を過ぎ山門が見えてくる。どうやらこの道は裏から寺に入る道である。本堂も大師堂も大岩壁を背にして建てられている。長い参道をダラダラと下りる。地図にある食堂は期待していなかったが、やはりどこにも食べるところはない。大洲で買った志ぐれ餅や宿のお菓子をつまみながら歩き続け、戻りは時間が読める車道を歩いた。おもご旅館に戻るとひっそししていて予想通り誰も出てこず。預けたリュックをそっと背にして今日の宿に向かう。

12.11.21 八丁坂茶店跡

12.11.21 逼割(せりわり)禅定

12.11.21 寺の背後の岸壁

12.11.21 境内の紅葉

12.11.21 本堂

12.11.21 大師堂

12.11.21 梯子で洞窟の祠へ

12.11.21 山門へ長い石段を

12.11.21 桃李庵<後記>昼過ぎに電話をしておいたが遅いと思ったのか宿の1km前まで車で出迎え(?)、リュックだけを持っていってもらった。今日の宿泊者は5名。天空さんも安さんに聞いてここに来た様子。安さんは今回の遍路旅ですでに何度か天空さんに会っているようでいろいろと世話を焼く。屋内禁煙で星空が見えない玄関脇で煙草を吸う。遊庵さんもここに立ち寄ったとのことで歯長峠口で偶然我々に出会ったことを話していた。スープが美味しかった。5年前に開設した民宿で、主人はいろいろ同業者を研究したり熱心である。再び遍路をしたらまた泊まりたい宿の一つである。
総歩数「48,819歩」29.2km(7時間35分)
本日の距離は当初23km余りで楽勝かと思われたが、道を誤ったのか計算ミスか大幅に狂った。三坂峠泊まりで良かった。