08. 武甲山

武甲山はかって秩父岳と呼ばれ、秩父地方を代表する山であり、信仰の山であった。石灰石採石により痛々しい姿に変わってしまったが、東京周辺から遠望する姿は近隣の山を圧して大きい。奥武蔵ファンならずとも一度は訪れてみたい山である。(東京周辺の山/山と渓谷社)

散策日
平成22年8月23日(月曜日)5:22-20:00
所 感
10年8月23日(月)、秩父札所巡りをしているとどこからでも武甲山が見られる。正面は石灰岩採掘で無残にも削り取られているが、横からの眺めはまだ綺麗な山頂を見せる。札所巡りをしてそんな姿を見たら登りたくなり、札所巡りの合間に行って来ることにした。
昔山歩きをしていたときに比べると、確実に年齢差と体重差を痛感する。当時のスピードはないにしても確実に登っていけばいつかは山頂にたどり着く、それが登山と理解している。汗をかきただ黙々と山歩きすることは楽しい。山を降りて温泉で身体を休め、ビールが身体に沁みる。 本日の総歩数は39,428歩。

(注意)コースタイムは、一人でマイペースで歩いていることと途中途中写真を撮りながら歩いているので参考にしないように願います。

10.08.23 7:33秩父線浦山口駅
上福岡5:22発の電車で裏登山口基点の浦山口駅へ

10.08.23 7:43最初の山道
最初はこんなダラダラの山道を登る、私以外誰もいない

10.08.23 7:47第29番札所橋立寺
今日は札所巡りではないので横目に過ぎる

10.08.23 8:08カラスアゲハ
山道に二匹のカラスアゲハ蝶が舞う

10.08.23 08:09沢の流れ
しばらくは道は沢に沿っていく

10.08.23 8:13タマアジサイ
崖のそこここにタマアジサイが咲いている

10.08.23 8:30小さな滝
歩き始めてから大体一時間くらい

10.08.23 8:41つづら道へ
沢を離れ左折しここからジグザグ道で高度を稼ぐ

10.08.23 9:23中腹
ジグザグ道をひたすら登る

10.08.23 9:37 尾根の橋立分岐点
橋立の分岐点で水場があり中休憩

10.08.23 9:45フシグロセンノウ
水飲み場の近くに橙色の花が咲いていた

10.08.23 9:46水場
冷たい水を補給し山腹を見る、まだ先は長い

10.08.23 9:53
キンミズヒキだろうか

10.08.23 10:05
ツリガネニンジン

10.08.23 10:32
名前は知らず

10.08.23 10:33
これも名前を知らず

10.08.23 10:36尾根筋を上へ
ただひたすら上へ

10.08.23 10:38尾根筋を更に上へ
もうすぐだと思うと気持ちも焦るが最後の追い込みを

10.08.23 10:47シラジクボの分岐点
ここから左へあとわずか

10.08.23 10:48山野草が
これも名前を知らず

10.08.23 10:54御嶽神社
やっと御嶽神社到着、ここまで約3時間半

10.08.23 11:02部甲山頂上
頂上は立ち入り禁止で第一展望台で昼食

10.08.23 12:12参道下山口
ここは手前の一般道を降りるのが正解だったか

10.08.23 12:12熊注意
熊なんか出ないでよ

10.08.23 12:40大杉の広場
下山の中間点くらいかな

10.08.23 13:05不動の滝
最後の休憩、水場

10.08.23 13:30生川林道基点
クズ(葛)、手前で道を間違え少し遠回り

10.08.23 13:39表参道登り口
皆さんここに車を止めて登り、またここに帰ってくるようだ

10.08.23 13:52横瀬駅への道
車でない私はここから炎天下1時間半歩かなければ

10.08.23 13:53道端の野草
コボタンヅル

10.08.23 13:53山野草
コフジウツギ

10.08.23 15:09武甲山
振り返れば降りてきた武甲山が

10.08.23 15:19西武線横瀬駅
一応の到着点西武線横瀬駅に到着、かき氷をほおばる

10.08.23 15:53武甲温泉
山登りの汗は温泉でビールとともに流すに限る

10.08.23 17:45入湯後再び横瀬駅へ
今日一日、何とか無事に登ることができた

10.08.23 17:58横瀬駅
再度横瀬駅から武甲山を望む、18:01発で帰路へ

少々不安を持ちながらの山登り再開である。コンロ、2万五千の地図、コンパスは新しく買った。山頂でカレー味のカップヌードルを食べ、暖かいコーヒーを飲んだら、やっぱりまたゆっくりと山登りを始めようと思った。最近の中高年の登山ブームも分かる気がする。極力温泉つきにしようと思う。