12. 本仁田山

本仁田山は奥多摩駅のすぐ裏手にそびえており、アプローチは非常に恵まれているが、コースの標高差が大きく、上り甲斐のある山である。サブコースの川苔山とつなげて歩けば、充実した山行を楽しむことができる。(東京周辺の山/山と渓谷社)

散策日
平成22年12月11日(土曜日)5:22-19:30
所 感
10年12月11日(土)、今年はあと二回山へ行こうと思っており、駅からアクセスのいい本仁田山に行ってきた。前日H谷さんから「奥多摩は雪が降った」との事前情報を得ていて心配したが、北斜面には雪が残るもののまだ凍結はしていなかったので初冬の山歩きを楽しんだ。
奥多摩駅側から登ると奥多摩でも1,2位という急斜面を登り、反面下りは鳩の巣までさして急坂もなくだらだらと長い尾根歩き。逆コースは疲れて急坂は危険なのでこのコースがいいと思うが。頂上で会社関係の人と会ったのにはびっくり。このあと川乗山へ向かうという。私は一日で二つのピークに行く気力はないが。鳩ノ巣渓谷は白丸ダムで工事中、途中断念で奥多摩駅まで青梅街道を歩きもえぎの湯に浸かった。ああ、疲れた。個人的には思った以上にバテてしまった。翌朝の筋肉の張りは今年初めて。低山と言っても年を考えると侮れない。
交通費 上福岡-奥多摩1,240円、奥多摩-上福岡1,240円=合計2,480円
その他費用 お握り220円、日帰り温泉750円、温泉飲食1,830円
一日の総歩数29,828歩


(注意)コースタイムは、一人でマイペースで歩いていることと途中途中写真を撮りながら歩いているので参考にしないように願います。

10.12.11 7:49奥多摩駅
山の夕刻は早い、朝5:22発の電車で奥多摩へ。7:46着、少し準備をして8:00登山開始。

10.12.11 8:06 女夫橋
駅から右に向かい北氷川橋を渡りさらに女夫橋を渡る。日原川を右岸へ、左岸へと渡り変える。

10.12.11 8:11サザンカの家
りっぱなサザンカの木がある。車道を進むが結構急な坂道が続く。

10.12.11 8:14 奥多摩の街
天気もよく爽やかに奥多摩の街に朝が来る。遠く奥多摩の山々もはっきり見える。

10.12.11 8:36 安寺沢上り口
駅から40分、安寺沢(あてらさわ)の人家横から本仁田山、川苔山への道標がある。

10.12.11 8:41 乳房観音
乳房観音、登山安全祈願とあったが今回省略して上へ向かう。

10.12.11 8:59 休憩
駅から約1時間経過、細井斜面の路だが、開けたところだったので休憩。

10.12.11 9:26 大休場直前
コナラの落葉が降り積もる斜面を登る、尾根筋が見えた、あそこが大休場(おおやすんば)だろう。

10.12.11 9:29 大休場
名前に引かれここでも休憩、ちょっと今日はきつい。

10.12.11 9:28 大休場尾根
ここからは大休場尾根の林間を真っ直ぐ登っていく。

10.12.11 9:34 コナラの裸木
コナラは葉を落とし初冬の空に向かっている。さあ、行くか。

10.12.11 10:38 花折戸尾根合流点
大休場尾根の直登は途中ロープもあり、しんどい。やっと花折戸尾根との合流点。

10.12.11 10:41 本仁田山頂上
奥多摩駅からガイドコースタイムは2:30、10分もオーバしてしまった。途中休憩が長すぎたか。

10.12.11 10:41 北側斜面の雪
数日前に降った雪が解けず北側斜面に残る。

10.12.11 11:05 三等三角点
標高1,224.52mを示す三等三角点。

10.11.12 11:05 頂上風景
頂上で何組かのパーティと出会う。偶然会社関係者とここで出遭った。

10.12.11 11:38 下山道
今日は時間的余裕があるとはいえ、頂上で1時間昼食休憩。ぼちぼち北側の路を降りる。

10.12.11 11:40 平石尾根分岐 
鳩の巣まで4.7km。奥多摩も4.7kmで中間地点。鳩ノ巣駅へ向かう。

10.12.11 11:46 雪の北斜面
北斜面に雪は残るが、登山路は乾いて幸い凍結はない。

10.12.11 11:55 瘤高山
左川乗山、右鳩の巣、防火帯のある杉ノ殿尾根を降りる。

11.12.11 11:58 御前山か
方向からするとこれは御前山か。

10.12.11 12:00 瘤高山
振り返ると瘤高山、結構急坂ですね。こちら側は急坂はこれくらい。

10.12.11 12:09 鳩ノ巣への分岐
右斜め前方、鳩ノ巣駅へ。尾根から右に外れる。

10.12.31 大ダワ巻道出会い
大ダワからの巻道出会いにぶつかる。鳩ノ巣2.4km、下りのちょうど半分のところ。

10.12.11 12:45 名前不詳
ほぼ下山1時間後、日当たりのよい所で休憩。

10.12.11 12:48 名前不詳
紅葉樹はほとんど見られなかった。伐採場の音が聞こえる。

10.12.11 13:54 大根ノ山ノ神
伐採場を突っ切り、再び山道へ。

10.12.11 13:18 奥多摩の山々
だいぶ降りてきた。下から生活音が聞こえてくる。

10.12.11 13:19 熊野神社へ
鳩ノ巣駅までは少し遠回りのようだが、熊野神社へ寄って行く。

10.12.11 13:47 熊野神社
最後はへばってローペースになった。なんとか熊野神社へたどり着いたという感じ。

0.12.11 13:48 熊野神社の大銀杏
休憩後熊野神社の大銀杏を見上げる。

10.12.11 13:58 鳩ノ巣駅
下山もガイドタイム1:45を大幅に超過して鳩ノ巣駅へ到着。

10.12.11 14:10 雲仙橋
鳩ノ巣駅で休憩後鳩の巣渓谷へ降りる。はじめは雲仙橋。

10.12.11 14:17 双龍の滝
双龍の滝と言っても可愛い滝が二つ。

10.12.11 14:21 鳩ノ巣渓谷
鳩ノ巣渓谷を奥多摩へ向かって歩く。ただし、工事中で白丸ダムで中断。

10.12.11 15:30 もえぎの湯
駅二つ分歩いてやっともえぎの湯に到着。湯上り後ビールに杯で乾杯。

山頂で会社関係者と遭遇

お互いびっくりでした。こんなことってあるんですね。

本仁田山の頂上に着いてしばらくすると一人男性が奥多摩方面から登ってきた。最初分からなかったが「あの・・さんでは」というのでびっくりした。なんとT崎さんではないか、イヤー、こんなところで遭うとは奇遇、奇跡的ですね。彼はこのあと川乗山まで足を伸ばすというので小休止のあと川乗に向かった(若いですね、調子に乗って私も、なんて行っていたらと思うとゾッとします。)早速今日頂上での写真を送ってもらった。これは彼があの後登った川乗山頂上の写真です。「こちらはあの後、鋸尾根を登り、川乗山の山頂までの雪交じりの道を1時間30分かかり登りきりました。キツカッタです」とのことでした。私にはとても気力、体力が難しいですね。山での出会い、なかなか面白いものでした。

<後記>初冬の一日を枯葉の落ちた奥多摩本仁田(ほにた)山を歩いてきました。上りの大休場(おおやすんば)尾根はきついと書いてあるとおり、尾根の直登は骨が折れました。靴のかかと側が靴擦れができそうでした。下りは2時間ダラダラで今日はこのダラダラで参ってしまった。いつものようにもえぎの湯で山歩きの疲れを取ったつもりでしたが、今年初めて翌日に残ってしまいました。帰りは奥多摩駅まであるき17:15、19時半頃に家に着きました。もう少し軽いと思いましたが、思いの他足に来ています。やはり疲れました。でもまた行こうと思っています。