17. 角館・弘前
40年振りに五能線に乗ってみたい、武家屋敷と桜の角館、弘前城と桜、そして岩木山もみたい」というのが思いつきで、GWひと月前に急遽計画した。GW中の列車、宿を予約するのは難しいが、今年は桜が遅れていることに期待し「GWの最終日+1日ズラシ」で予約は取れた。あとは天気次第である。
散策日
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平成24年5月5日(土曜日)ー7日(月曜日)
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所 感
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角館の桜はすでに散っていて、武家屋敷と新緑の組み合わせとなった。昼食に並んで入ったある店の稲庭うどんはだしがでておらず中途半端な味、比内地鶏の親子どんぶりは汁でべちょべちょはっきり言ってまずかった。
五能線は秋田から「しらかみ」で十二湖まで、翌日鈍行で弘前まで乗った。昔はもっと寂れていて十二湖駅は夏しか止まらず無人駅で駅前にお店さえなかったが。指定快速の「しらかみ」より鈍行がいい。それでも十二湖巡りは新緑のブナ林を満喫した。
弘前は染井吉野は散っていたが、八重桜や枝垂れ桜が残り咲き、わずかに城と桜の雰囲気は味わえた。弘前城内ではまだ頂上を雲で隠していた岩木山も街中を歩くうちに全容をみせた。
女房のツアコンをしたような旅であったが、久し振りの津軽は懐かしかった。時間があれば津軽線も乗ってみたかった。冬の時期がいいかもしれない。
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角館の宿はさすがにGWの土曜で取れなかったし、明日の秋田発8:25に乗るには不便なので少し前へと大曲駅前にBH(朝食付き4,700円)にとった。晩飯は居酒屋で酒を飲みながら二人で約5,000円。
朝は時間に合わせて6時半には用意してくれたので、大曲7:20発で秋田に向かう。ここから快速「しらかみ」(全車指定)に乗り、十二湖に向かう。40年前来た時は十二湖は夏しか泊まらない臨時無人駅で、駅前にもお店はないし散策コースもなかったように思う。いまはすっかり観光地になっていた。
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女房が肩が痛いというのと雨模様だったので、早めに切り上げて今日の宿のみちのく温泉に向かった。前日まで予約で一杯だったが、さすがにGW最後の日曜日では簡単に予約できた。ウェスパ椿山でバスを降り宿から迎えにきてもらおうとして運転手に聞くと、「みちのく温泉なら止まりますよ」という。確かバス停はなかったはずだが、ほかに客もいなかったことゆえ宿前で降ろしてもらった。お蔭で宿には3時には入ることが出来た。(一泊二食付き9,450円)
宿の窓を開けるとすぐそばを五能線の線路がある。露天風呂にいったがほんの10mほど前を五能線が走る。もちろん五能線に乗っている客は裸の湯客をみることになる。翌日はウェスパ椿山発7:23に合わせて朝食を早めてもらい駅まで車で送ってもらった。
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一昨日角館駅で列車待ちをしていたとき、ちょうど我々と逆周りできていた客と話をすることができた。ちょうど角館の桜を観たあとだったので、「弘前の桜も駄目ですかね」「いえいえ、染井吉野は散ってしまいましたが、まだ八重桜や枝垂れ桜が残っているのでまあまあですよ」と。
同じように今日弘前に入る客と話したときにはその話をしてあげた。「今年は桜が遅いというから、河津桜も一週間遅らせていったのにまだ蕾だった。今回は遅すぎた。本当に今年の桜予想は難しかった」と言っていた。例年弘前の桜祭りは5日までだが、今年は桜が遅いということで7日まで延長。その最終日に合わせた今回の読みが外れた感じ。
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<後記>これで五能線は三回目。昔のことを言っても仕方がないが、あの頃は何もなかった。十二湖駅に一人で降りて、ぶらぶらと誰にも会わず池巡りをしたように思う。寂しい場所でとても観光地ではなかった。鈍行で窓を開け海を見ながらローカル線に乗っていた。今では近くの温泉やリゾート地と合わせて観光地に変貌している。
弘前城は会社に入った年のGWに一人旅で行った。津軽半島から雲間に頭だけ覗かせた遠く岩木山をみたとき岩木山に行こうと予定を変更した。宿も明日の予定もなく出た旅だった。弘前の桜など知らなかったから、城内に入り真っ青な空と満開の桜をみて驚くと共に感動した記憶がある。
ほぼ四十年振りに五能線、弘前を訪れたが、変わることは悪いことではないが、便利さと引き換えに何かが失われることも否めない。ただ、岩木山の姿は昔と変わらなかったように思え、その全容が見えたことがうれしく何枚もシャッターを切った。