18. 利尻島/礼文島
ここもなんと40年振り。と言っても40年前に行った訳ではなく、40年前に一人旅を直前で断念して、その後行く機会がなかった場所。だからこそ、時間が出来た今行くことにした。
散策日
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平成24年5月17日(木曜日)ー19日(土曜日)
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所 感
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40年前、北海道一人旅と称して21日間の北海道旅行を計画した。旅費は春休みの土方をして稼いだ。もちろん貧乏旅行で、北海道周遊券と基本的にユースホステル利用。混雑を避けるためお盆を過ぎた8月下旬から9月に掛けての21日間だったが、学生紛争の影響でその年夏休みは大幅に短縮された。理工系の授業には欠席ができないグループ制の実験が毎週あったので、学業を優先した。
会社に入って北海道に出張で行ったのは札幌、旭川、函館、また家族旅行で北海道に行ったのも札幌、登別あたり。
今回礼文島、利尻島を二泊三日で廻るツアーがあったが、このツアーの最盛期は6月から7月で、料金は倍近くに跳ね上がるので、比較的安い5月のツアーに応募した。
女房は都合が付かず一人参加。前日飲み過ぎ、集合時間も羽田10:10を10:30と勘違いして、まさに取る者もとりあえずで、慌しく出発した。
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5月17日、10時に集合場所の羽田旅行カウンターへ。ここで航空券を手渡され、所定の便で稚内に飛ぶ。今の時期、羽田ー稚内便は一日一往復のみ。従って、二泊三日とは言え、行き、帰りの二日は移動日で、実質的に利尻島/礼文島は一日の行程である。
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初日は宗谷岬を観て稚内港から礼文島に向かった。北海道に来て小雨が降っており、出港から30分余り、フェリーから見えた利尻島も頂上の雲が離れなかった。一泊目は礼文島香深(かふか)港目の前のホテル、ツイン部屋に一人で泊まる。ツアー参加は総勢32名、一人旅は私をK口さん、晩飯の際酒を飲みながらボツボツと話す。奥様を3年前癌でなくされてから国内外ツアーであちこちを廻っているとか。
翌日は午前中は礼文島内を軽いウォーキングと東海岸船沿いの観光地巡り。桃岩でバスを降りる頃には雨も小降りだったが、霧が発生して展望は利かない。ガイドは霧風景に向かってあれが桃岩です、と冗談を。花の時季は始まったばかり。歩きながらあれは何々、これは何々と説明があるが覚えきれない。あとでガイドブックと睨み合わせ。
桃岩を後にする頃には雨は止み、天候は回復方向に。バスでスコトン岬、澄海(すかい)岬をまわり金田岬で、ビールを追加注文し、海の幸の昼食。アザラシが波間にチョコチョコ頭を出す。途中絶滅種の「レブンアツモリソウ」の群生地がある。まだ咲いていないが、この「レブンアツモリソウ」を盗掘する輩があとを絶たず、開花期には24時間態勢で監視員が付く。心無い所業は止めて欲しいですね。
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風は強いが青空も見えてきて利尻富士への期待も膨らむが、これがなかなか頂上が晴れて見えない。風が強いと山に当たった風が雲を頂上付近で起こすので、次から次へと雲が山頂を覆い見えそうで見えない。
午後は礼文島から利尻島へフェリーで移動。利尻島は丸い火山島でバスで一周しながら観光をする。
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雲がなかなか晴れず、利尻山の全貌は見ることができない。3日間、雨、霧、雲で一目さえ見えなかったツアー、稚内まできてフェリーが欠航し稚内に一泊して急ぎまわったツアーなどの話を聞くと、まあ、利尻冨士の全貌は見えなかったが、まあ十分といえるかも知れない。
二泊目は一泊目より広い部屋で夕食も豪華。明日は稚内港に戻り、午後の飛行機で帰路につく。
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<後記>今回は四十年前に行けなかった礼文島/利尻島のツアーに参加した。一番の目的は利尻富士を十分みることだったが、見えそうで見えない時間を過ごした。稚内空港に到着直前、ツアーの誰かが「アッ、見えた」と叫んだ。最後の最後、稚内空港直前で利尻冨士がその全貌を見せてくれた。