16. 大菩薩峠

明るいカヤトの原やみずみずしい森林と濶大な展望とが相まって、ハイキングを楽しむための要素をすべて満たしている。甲府盆地から眺めるとのびやかな山容を見せているのに、奥多摩側からは山岳重畳とした山の連なりの奥に山頂がとがって見えて、対照的だ。(東京周辺の山/山と渓谷社)

散策日
平成23年11月1日(土曜日)5:22-19:10
所 感
かねてから行ってみようと思っていた大菩薩峠、大菩薩嶺に行った。ガイドブックでの歩行6時間20分(一般向)だが、上日川峠までバスで行くと、3時間25分の短縮となる。結果ハイキング程度の最近にしては随分楽な山歩きとなった。
このシーズン、塩山ではなく甲斐大和から上日川峠まで平日でも往復+日帰り温泉2,300円の券を購入し、8時10分発のバスで向かった。9時10分登山開始で、ほぼコースタイム通り順調に進み、雷岩を超え大菩薩嶺へ。再び雷岩に戻り昼食休憩。
石ころがごろごろして歩きにくい唐松尾根をひたすら下りるとあっという間に福ちゃん荘。14時のバスに十分間に合い、やまと天目山温泉で1時間半のビール休憩。黄葉は山より帰りのバスからの眺めの方がきれいだった。
交通費 上福岡-甲斐大和1,810円、甲斐大和-上日川峠-やまと天目山温泉ー甲斐大和2,300円、甲斐大和-上福岡1,810円=合計3,440円
その他費用 日帰り温泉飲食他1,500円
一日の総歩数23,839歩(約15km)


(注意)コースタイムは、一人でマイペースで歩いていることと途中途中写真を撮りながら歩いているので参考にしないように願います。

7:57 甲斐大和駅前
朝5:22発の電車で甲斐大和へ。ここからバスで上日川峠へ向かう便利なバス

7:53 甲斐大和駅前
駅前のバス通り沿いの真っ白なサザンカ

8:51 上日川峠
上日川峠のロッジ長兵衛、標高1,500mまで一気に来てしまった(楽チン)

9:12 ロッジ長兵衛横から登山道
イロハモミジの紅葉の中登山開始

9:2811福ちゃん荘
20分足らずのアルバイトで福ちゃん荘、唐沢尾根の分岐、上りは大菩薩峠から

9:31 黄葉するカラマツ林
今日は一日晴れの予報、青空に黄葉したカラマツが映える

9:33 唐松林を横に見て
カラマツがいいですね

9:33 遠く富士山
富士山だ、頂上辺りの白いのは冠雪か

9:38 尾根筋の登山道
天気はいいし、気持ちの良い尾根歩き

10:10 大菩薩峠
先に見えるのは大菩薩嶺への尾根道

10:11 介山荘
ここで休憩、一服がうまい(ほかに喫煙者はいない?)

10:13 大菩薩湖
振り返れば上日川ダムの大菩薩湖

10:13 大菩薩峠から
眼下は石和の方面か、遠くは北岳かな

10:28 ナナカマド
あちこちに紅い実を残すナナカマド

10:38 親不知の頭
小ピークの親不知の頭を越える

10:47 賽の河原
ゆるやかな鞍部、一面のガレ石の賽の河原

11:11 唐松尾根の分岐雷岩
雷岩は一旦通り過ぎ、まず大菩薩嶺へ

11:21 大菩薩嶺
標高2,057mの大菩薩嶺、眺望はない

12:07 雷岩より
絶景を見ながらの昼食、今日もカップのカレーラーメン

12:21 下山開始
雷岩を振り返りゴロゴロ石の唐松尾根へ

12:56 唐松尾根
名の通り唐松林の中を下る

13:13 イロハモミジ
紅葉を眺めながらの下山もなかなか

13:19 シラカバ
やっぱり山はいい

13:20 ロッジ長兵衛
14:00のバスに十分間に合い下山

<後記>塩山-登山口(裂石)からだと6時間20分だが、甲斐大和からのバスを使えば3時間と急に楽になり、尾根歩きが多く眺望も最高だし、楽しいハイキングモードでした。今の私にはこれくらいがちょうどいいかも、です。天気予報をみて晴天日を選んだので、満足の快晴の山歩きでした。当然帰りは日帰り温泉で汗を流し、ゆっくりしてから戻りました。今年の山歩きはこれでおしまいかな。