21. 佐渡島

クラブツーリズム独占、高速船「あいびす」で行く、ベストシーズン到来、きらめく絶景の佐渡2日間(バスツア案内)旅行代19,890円/一人

散策日
平成24年7月16,17日(月、火曜日)
所 感
一度は行ってみたかった佐渡である比較的安いクラブツーリズムのバスツアーがあったので申し込んで二人して行ってきた。ともに佐渡は初めて。
まあ、感激するほどすばらしい観光地ではないが、一度は訪れてみたいところである。金山採掘跡をみると、 マルコポーロが東の果てに黄金の国があると言ったのはあながち間違っていなかったと思える。


 7月16日(月)、新宿7:30集合で関越、北陸道を一路新潟県寺泊港へ。ここに東京、横浜、群馬、千葉の各地からツアーバスが集まり、貸し切りの高速船あいびすで佐渡島へ。これらのバスは昨日島へ渡った観光客を乗せそれぞれの出発地へ戻って行った。

12.07.16寺泊港
観光バスがずらりと

12.07.16寺泊港
手前は「ハマナス」

12.07.16寺泊港
天気は申し分なし、手前は「ハマゴウ」

12.07.16寺泊港
高速船「あいびす」クラブツーリズム貸切

佐渡金山の金産出量は77万トン。江戸幕府の重要な財源になった。坑道の総延長は実に400kmに及ぶが、そのうちほんの一部の280mが観光ルートとして公開されている。坑道内は採掘風景を再現した人形が70体あまり設置され、所々では音声付で当時の生活を再現していて、従事者の愚痴なども聞かれ興味深い。

12.07.16佐渡金山
メインは佐渡金山跡、往年の金がザクザク・・・

12.07.16佐渡金山跡
人形が当時の鉱山従事者の生活を偲ばせる

12.07.16佐渡金山跡
人形の喋りがきつい仕事だったことを思わせる

12.07.16佐渡金山
大鉱脈発見で前祝をする様子

佐渡唯一(?)の絶景場所、尖閣湾。高さ約30mの絶壁で、世界一の峡尖美として名高いノルウェーのハルダンゲル峡尖に勝るとも劣らないことから、その名を直訳して名付けられたとのこと。湾内遊覧は波が高く海底を覗く余裕もなかったが。

12.07.16尖閣湾
絶壁の景勝地

12.07.16尖閣湾
天候が良ければ海に沈む夕陽を見ることが出来る

12.07.16尖閣湾
10人乗り位の小船で湾内15分程度、波高し!

12.07.16尖閣湾
日本海を望む展望台

12.07.16尖閣湾湾内観光船が進む

12.07.16尖閣湾沖に小船が揺れる

12.07.16尖閣湾日本海に沈む夕陽を狙ってみたいですね

12.07.16尖閣湾夕陽と灯台と

まさに観光旅行。佐渡は隠岐・伊豆・常磐と並ぶ流刑地。佐渡は絶海の孤島で、当時の航海を考慮すれば流刑地としては最も重い刑罰であった。順徳天皇、日蓮、世阿弥が流された。歴史伝説館の人形はよくできていて、人形がこの佐渡の歴史を語ってくれる。
砂金取り体験、たらい船は観光の一環。まあよろしんじゃないでしょうか。

12.07.17尾畑酒造
真野鶴蔵元、はっきり言って買い物ツアーです

12.07.17真野宮
順徳上皇を奉祀し、菅原道真と日野資朝を配祀

12.07.17歴史伝説館
順徳天皇の第一皇女が始めの説明をする

12.07.17歴史伝説館
日蓮が処刑されようとしたところ雷光が

12.07.17歴史伝説館
世阿弥の舞い、この人形一体8,000万円とか

12.07.17歴史伝説館
語り部のおじいちゃん、おばあちゃんが話してくれる

12.07.17ゴールデンパーク
砂金取り体験はお遊びで

12.07.17小木
たらい船は思いのほか安定感がある

<後記>前日は大雨だったそうで、幸い多少パラパラきたが傘をさすほどもなく好天に恵まれた。佐渡は一度は行こうと思っていたのはいつ頃だったであろうか。もう一度行きたいとは思わなかったが、それなりに一泊二日を楽しんだということで良しとします。