05. 山寺・出羽三山・松島

「閑さや岩にしみ入る蝉の声」(芭蕉)で有名な山寺(立石寺)、山形県を代表する名刹であり観光地でもある。 また、出羽三山とは、山形県庄内地方にひろがる月山・羽黒山・湯殿山の総称である。それぞれの山頂に神社があり、これらを総称して出羽三山神社という。さらに、芭蕉のがその絶景を愛でたという松島。今回はこれらをめぐるバスツアーである。

860年、最澄の弟子、慈覚大師円仁(じかくだいしえんにん)が開いたとされる立石寺は「山寺」の通称で呼ばれる東北有数の古刹。奥の院まで続く1,051段の石段は国内外から訪れる観光客が息を切らせながら登る。

09.08.29山寺
1,015段の石段、この石段を上らないとご利益もない。

09.08.29山寺
立石寺本堂、東北地方有数の古刹。

09.08.29山寺
「閑さや・・・」の俳人芭蕉の歌碑がある。

09.08.29山寺
石段に沿って杉の巨木が並ぶ。

09.08.29山寺

09.08.29山寺

09.08.29山寺

09.08.29山寺

09.08.29山寺
振り返ると

09.08.29山寺
シロバナハギが咲く

09.08.29山寺
立石寺奥の院

09.08.29山寺
三重小塔

09.08.29山寺
修行の岩穴

09.08.29山寺
五大堂からの眺めは絶景

09.08.29山寺
樹齢五百年のキャラボク

09.08.29山寺
コスモスが晩夏の風にそよぐ

一泊目は蔵王温泉、ここで初日の疲れを癒す。外湯の大浴場があるのでそこも入った。いやー極楽、極楽。翌日は湯殿山、月山、羽黒山へ。しかし天候は曇りで、月山頂上は見えず(本ツアーでは月山頂上へは行かない)、弥陀ヶ原湿原はガス模様。

09.08.29蔵王
実が赤くなったナナカマド

09.08.29蔵王
ススキも秋風に

09.08.29蔵王
紅葉するカツラと蔵王ロープウェイ

09.08.29蔵王
路端には野アザミが咲いている

09.08.30蔵王
30日朝、山頂付近はガス

09.08.30湯殿山
湯殿山大鳥居、ここからさらに市営バスで頂上へ

09.08.30湯殿山
靴、靴下を脱いで裸足でお詣り

09.08.30湯殿山
湯殿山神社から赤い鳥居を望む

09.08.30羽黒山
羽黒山随神門

09.08.30羽黒山
杉の巨木(爺杉)

09.08.30羽黒山
国宝羽黒山五重塔

09.08.30羽黒山
樹木は心を癒してくれる

09.08.30羽黒山
昼食の宿坊近くの第十四番霊場黄金堂

09.08.30羽黒山
こんなところでヤマナシに出会う

09.08.30月山
月山弥陀ヶ原湿原

09.08.30月山
ウメバチソウ

09.08.30月山
リンドウ

09.08.30月山
名前不知

09.08.30月山
名前不知

09.08.30月山
名前不知

09.08.30羽黒山
羽黒山三神合祭殿

09.08.30羽黒山
山伏の根拠地、三神を一緒に祀る

09.08.30羽黒山
杉木立

09.08.30羽黒山
三足のカラス

二泊目は鳴子温泉。朝鳴子温泉を1時間ばかり散策。三日目は松島へ。ここへは学生時代に来たことがある。たしかあの時も雨だった。今日は、台風11号が接近中だったが、まだ遊覧船の欠航はなく、湾内を遊覧できた。瑞巌寺入場料が高かったので外から拝観。

09.08.31鳴子
鳴子温泉神社

09.08.31松島
松島湾の260の島のひとつ

09.08.31松島
松島五大堂

09.08.31松島
瑞巌寺杉木立の参道

09.08.31松島
苔むした杉木立

09.08.31松島
外からの瑞巌寺

09.08.31松島
円通院

09.08.31松島
紅葉、ニシキギだろうか

午後二時、松島を後にして東北道を一路埼玉へ。三日間、走行距離1,100KMのツアーであった。バスツアーでの教訓。ツアコンさんが「ここでの休憩は何分で何時何分出発します」と言ったとき、必ずその時間10分前くらいにバスに戻ること。その時間ぎりぎりに戻ると同乗者の冷たい視線を感じる。現にほとんどの場合、出発予定時刻の数分前には出発していた。これが団体行動、これがバスツアーの常識のようだ。